当店の見積りについて
当店での見積りについて簡単に説明しておきます。
お家の塗りかえや、気になる事のご相談を頂いた場合、自分がなるべく早く見積りにお伺いします。
当然ですが見積り無料です。
他の塗装店でも相見積りを取って下さいね。
そしてお家の診断と、お家の方の要望をお聞きして、屋根・外壁・付帯物等の数量を計測して持って帰ります。
足場が必要な場合は足場屋さんにも見積りを依頼するので、別で足場屋さんも見積りにお伺いすることになります。
自分は帰ってから屋根や外壁の数量計算と、お家のチェックポイント・見積書を作成し、後日見積りをお渡しすれば見積りは完了です。
見積りって結構簡単に取れるんですよ。
大まかにはこういう流れで見積りを行っているんですが、
でもこれではちょっと簡単すぎるので、詳しい説明もここから書きたいと思います。
興味のある方はここからもご覧ください。
■お家の診断って?
お家の診断とは今現状で分かる塗装・または部材の劣化を目で見て、必要な箇所は手で触って診断します。
大体建てて10年〜15年位のお宅・前回塗りかえから5年〜15年のお宅は塗装の時期が来ていると思いますので、悪い箇所も含めてチェックしていきます。
この時チェックする項目としては
屋根の種類の判別・塗装が必要な屋根瓦の場合、瓦自体と塗膜の劣化の状況診断
陸屋根の場合、防水層のチェック・シーリングの断裂や現状のチェック・防水塗膜の劣化の診断
外壁だとチョーキングの有無・外壁材の劣化の状況・シーリングの劣化状況の診断・バルコニー等の防水の診断・樋や鼻隠し、シャッターボックス等の付帯物の劣化の状況。
また、外壁のクラックの診断・旧塗膜の劣化・剥がれ・膨れの診断と補修方法の判断等々・・・
見だしたら結構あるもんですね。
他にもお家の付属品(換気扇フード)やポリカーボネート・波板の取り外しが必要かどうか、また取替えの必要があるかどうか等も見ていくので、見るべき所は結構多いんです。
こういう風に色々な箇所をチェックしていきながら家をグルリと見て回らせてもらいます。
その時にお客さんの意見も聞きながら塗りかえの方向性を考えていきます。
これが見積りの第一段階です。
お家の診断についての詳しい説明は
「塗り替え診断書って?」に書いてありますので、良ければご覧ください。
第二段階として塗装が必要な箇所の数量の測定をしていきます。
■屋根・外壁・付帯物の数量測定
お家の今の状況を見せてもらい、塗装が必要だと判断した箇所の数量を図っていきます。
屋根・外壁の場合、u(平米)で数量を計算していきます。(全体のu×施工単価)という計算方法です。
・例えばカラーベストの屋根の場合
高圧洗浄費用 u×150円
シーラー塗装費用 u×500円
中・上塗り塗装費用 u×1400円
※あくまで一例ですが、見積り書では大体こんな感じで分けて書いています。
・付帯物の場合、m(メートル)または一式で計算していきます。
(箇所m(一式)×施工単価)の全体を足した合計が金額となります。
鼻隠しや樋等は(全体のm×1000円)等で計算出来ますが、玄関ドア等の場合uやmでは計算出来ないのでそういう箇所は一式で計算します。
・例えば玄関ドアの場合だと
強溶剤系・塗料吹付け工事一式 35000円
といった具合です。
金額の内訳としては(材料費+人件費+利益)です。
こういう風に一応全ての塗装箇所を計算していき、合計していって最終的な金額を決定します。
一応全ての塗装箇所の見積りを提出しますが
「この箇所は塗装しなくて良いよ」という箇所があれば見積りを検討される際にお互いに話し合いをしながら変更していきます。
見積りで最初にお伺いした時はこれでいったん持ち帰り、今度は見積り提出の時にお伺いします。
■見積り提出
お家の診断と数量測定の後日、見積り書が完成したらまたお伺いします。その時に『見積書』と『お家の塗りかえ診断書』を一緒にお渡しします。
・このお家の塗りかえ診断書というのは
見積りの時に自分が診断したお家の今の状況を書類にまとめた現時点でのお家の診断書です。
これでは塗装の必要性の有無・屋根や外壁の劣化判断・下地処理が必要かどうか等、お家の今の状態が比較的分かりやすい(また、自分が行う塗装作業の全体像も分かりやすい)と思うので、他の塗装店との見積り比較に使ってもらえたらなと思います。
■見積りの内訳
かなり大雑把ですが見積りの内容は
屋根塗装費+外壁塗装費+付帯塗装費+諸経費+足場費用を各項目に分けて書いてあります。
見積りだけだと『何がどうなっているから何をどうする』のか分かりにくくてその見積書の内容が不透明に感じるんでしょうね。
このページでは見積りの詳細な金額までは書いて説明出来ない事と、お家によって必要な作業も違ってくるのでここではこれ以上説明出来ません。
ウチで実際に見積りを取ってもらい、見積りを見てもらった方が比較的分かりやすいかなと思います。
これで当店での見積りについての簡単な説明は以上です。
見積りと聞くと気が引けるでしょうが、まずは気軽にご相談ください。
この後の流れは
「ご依頼から工事完了まで」へ続きますので、よければご参考にされてください。